7月12日(火)から開催される「第40回 日米大学野球選手権大会」。大会に出場する侍ジャパン大学代表選手を紹介します。今回は、長打力に期待が高まる楠本泰史選手(東北福祉大学)です。
楠本 泰史(東北福祉大学)
長打力と確実性を兼ね備えた打撃を武器に仙台六大学リーグで数々のタイトルを獲得してきたスラッガー。
小学校6年でベイスターズジュニアに選出され、中学時代は名門・青葉緑東リトルシニアでは松井裕樹(現東北楽天)とともに、リトルシニア日本一。花咲徳栄でも3年春にセンバツ出場を果たすなどエリート街道を歩んできた。
東北福祉大入学後も1年春から試合に出場。いきなり打率3割2分4厘をマークし新人王に輝いた。その後も打率3割を切ったのは5季で1度だけ(1年秋に打率2割9分7厘)と好成績を残し続けている。
昨年秋の明治神宮大会では、巨人にドラフト1位指名されていた桜井俊貴(立命館大)に3三振を喫して洗礼を浴びた。だが、今春はその悔しさを晴らすかのようにリーグ戦で打率4割3分8厘、3本塁打11打点と大暴れし全日本大学野球選手権に乗り込むと、3試合で打率3割6分4厘、4安打(二塁打2本)を放ち存在感を見せつけた。
プロ球団スカウトも「徹底的にコースを攻められていても、甘くなったら必ず打つのは見事」と舌を巻く好球必打で、メジャー予備軍の大学米国代表を打ち崩したい。
第40回 日米大学野球選手権大会
大会概要
出場選手
全日本大学野球連盟 公式サイト(外部サイト)
大会結果
第1戦 7月12日(火) 日本 2 - 1 アメリカ
第2戦 7月13日(水) アメリカ 0 - 1 日本
第3戦 7月15日(金) 日本 0 - 1 アメリカ
第4戦 7月16日(土) アメリカ 10 - 2 日本
第5戦 7月17日(日) 日本 5x - 4 アメリカ
大会期間
2016年7月12日~17日(※予備日7月18日)
会場
7月12日(火)、13日(水)ハードオフエコスタジアム新潟(新潟)
7月15日(金)明治神宮野球場(東京)
7月16日(土)、17日(日)草薙球場(静岡)
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