7月12日（火)から開催される「第40回 日米大学野球選手権大会」。 各大学の記者が、普段から取材している侍ジャパン大学代表選手を紹介します。 今回は、シンカーが持ち味の吉川峻平投手（関西大学）です。
吉川 峻平（関西大学）
関大スポーツ編集局提供 文＝新潟瑞葵
関西大の先発二本柱の一角を担う吉川。代表に選ばれて「光栄なこと」と喜びを口にした。
今春の関西学生リーグ戦では、6試合に投げて2勝2敗。防御率は1.30とリーグ2位の好成績を収める。5月1日の近畿大戦では、13回を投げ5安打12奪三振の完封勝利もした。吉川にとっては初めて1シーズンを投げ抜き、「自信につながった」と語る。また、最上級生としても、チームを支えている。
高校2年生の夏に内野手から投手に転向。3年生の時には、エース兼主将としてチームをけん引し、大阪大会ベスト16となった。関大入学後は、1年生からリーグ戦に出場するも、その後は3季連続登板なし。しかし3年生の春に開幕2戦目を任されると、完封でリーグ初勝利を収めた。
吉川の最大の武器はシンカー。選考理由として高く評価された得意球だ。今シーズンは春季キャンプから球のキレや角度、制球力を意識した練習を行い、技術を磨いた。選考合宿では自己最速143キロもマークし好調だ。伸びのある直球に多彩な変化球を織り交ぜた投球で、打者を翻弄（ほんろう）する。
吉川にとっては初めての大学代表。「とても楽しみ。自分らしい投球ができるように頑張る」と気を引き締めた。
第40回 日米大学野球選手権大会
大会概要
出場選手
全日本大学野球連盟 公式サイト（外部サイト）
大会結果
第1戦 7月12日（火） 日本 2 - 1 アメリカ
第2戦 7月13日（水） アメリカ 0 - 1 日本
第3戦 7月15日（金） 日本 0 - 1 アメリカ
第4戦 7月16日（土） アメリカ 10 - 2 日本
第5戦 7月17日（日） 日本 5x - 4 アメリカ
大会期間
2016年7月12日～17日（※予備日7月18日）
会場
7月12日（火）、13日（水）ハードオフエコスタジアム新潟（新潟）
7月15日（金）明治神宮野球場（東京）
7月16日（土）、17日（日）草薙球場（静岡）
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