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"世界の野球"ケニア野球、一歩一歩 元独立リーガー日本人青年監督の奮闘!「日本から支援の輪」

2018年5月1日

文・写真=廣谷 弥咲(ケニア野球代表監督)

 ケニアでの練習指導がようやくはじめられることになったのですが、少し急なスケジュールでしたので選手は10人程度しか参加出来ませんでした。私がケニアへ行くまでに多少時間が空いてしまったので選手の動きを見るのは久しぶりでしたが、毎日のトレーニングメニューや練習メニューをメールで報告してもらっていたこともあり、しっかり練習をしていたことを思わせる動きを見せていましたし、厳しいメニューも苦にせず淡々とメニューをこなし、良い雰囲気で練習に取り組むことができました。
 今回から、当時「あいのり」というTV番組に出演していた「ヒデ」さんこと今澤徹男さんが日本からケニア野球の応援に来て頂きました。

 ヒデさんには、以前からケニアの野球を支援して頂いていましたが、今回は支援だけではなく、実際にケニア野球を自分の目で見たいという事でしたので、ケニアへお越しいただき、選手と一緒に練習することで、ケニア野球を肌で感じて頂きました。

 前回、プロ野球で活躍された元WBC日本代表の藤田宗一さんがケニアに来た際には選手を見て「身体能力がとても高い」とおっしゃっていました。
 また「環境が整っていない中でここまで出来るのだから、環境が整った時にはどれだけ凄い選手になるのだろう」とも口にしていたことを覚えています。
 練習環境を整えるという課題の解決にはまだまだ時間が掛かりますが、1歩1歩進んでいきたいと思います。

 今回ヒデさんからは、選手の移動費と食事を提供して頂きました。
他にも藤田さんからボール5ダースを日本からケニアへ送って頂きました。
また私が社会人野球時代の先輩であり、横浜TODODASで選手をしている箕輪さん。
たくさんのグローブを寄付して頂きありがとうございます。
他にも個人的に道具を寄付して頂きありがとうございます。
選手達も大変喜んでいます。大事に使わせて頂きます。

 こうやって多くの日本人の方々に、ケニア野球に携わって頂き本当に感謝いたします。ケニア野球のレベル自体は本当に低いのですが、子供達、大人達が真剣にプレーしている姿には心惹かれます。皆様のご協力、ご支援がケニアの野球振興に大きな影響をもたらしています。
本当に感謝致します。
 まだまだケニア野球もグラウンドを作る費用や選手の移動費など問題はたくさんありますが、今後ともケニアの野球振興にご協力頂ければ幸いです。
何卒宜しくお願い申し上げます。

著者プロフィール
廣谷 弥咲
高校、大学と野球部に所属をし卒業後プロを目指しクラブチームへ。さらなる高みを目指して渡米し、ウィンターリーグにも参加。その年愛媛マンダリンパイレーツへ入団。その後、独立リーグで腕を磨くものの、肩の怪我で現役を引退。父の仕事の関係でケニア大使館の方と知り合う機会があり、ケニア代表監督の打診を受ける。就任に迷うも、現地を見学に訪れた際に現地の選手たちとも話をし感銘を受け監督を受諾。ケニアだけにとどまらず、アフリカに野球を広げ、アフリカからプロ選手の誕生、さらにWBC、オリンピック出場を目指す!!

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