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チームレポート

U-18対戦国紹介/デビュー前のプロ契約選手の参加が見込まれるオーストラリア

2017年8月27日

 3月のWBCで侍ジャパンと堂々と渡り合ったトップチームの姿を覚えている人も多いだろうが、この国では、野球はまだまだマイナースポーツの域を出ない。しかし、スポーツそのものが盛んなお国柄もあって、留学生の多い公立高校では「野球」という科目が存在するなど、競技人口の少なさに反比例して、プレー環境は比較的整っていると言える。

 この国の高校には、基本的に「部活」はない。スポーツをしたい者は、放課後、いったん帰宅し、自分の選んだ競技のクラブに出向いてプレーする。野球の場合、クラブは、時にはメジャーリーガーも所属するトップチームを頂点に、年齢別に分かれたいくつものチームを保有している。また、人数が多い場合は、同じ年齢層でも、A・B・Cにグレード分けされ、各々がレベルにあったリーグ戦をこなす。このあたりは、アメリカ同様、できるだけベンチウォーマーを減らし、実戦経験を積むことができるよう配慮されていると言えるだろう。また、アメリカでは野球をシーズンスポーツと捉える学生も多いが、とくに野球の盛んなゴールドコーストなどでは、温暖な気候もあり、年間を通して野球に専念している選手が多い。

 多くの選手にとっては、週末に行われる州単位のリーグ戦が晴れ舞台だが、このリーグ戦からは、各チームの主力が選抜され、州代表チームが結成される。そして、この選抜チームにより州対抗の全国大会が行われる。このレベルの試合には、選手の家族に加えて、メジャー各球団のスカウトも足を運び、目についた選手にはプロ契約を用意される。オーストラリアでは18歳未満でもプロ契約は可能で、この年齢層の選手の多くは、契約後も渡米はせず、豪州内にあるMLBのアカデミーで実戦中心のトレーニングを積むことが多い。このアカデミーには、国内外からのアマチュア有望選手も参加し、過去には島袋涼平、濱岡巧(ともにブレーブスとマイナー契約)などメジャー球団と契約した日本人選手も参加している。
 そのような野球事情から、プロ選手の参加もOKである今大会でも、「デビュー前」の才能豊かなプロ契約選手の参加が見込まれる。

 野球スタイルは、トップチーム同様、技術よりもパワーに頼るスタイルだ。選手個々のポテンシャルには目を見張るものがあるが、基本的に試合運びは大味になる。前回大会も、ファーストラウンドで負けた2試合は10点以上失点、勝った3試合も10点以上の得点と大味な試合運びが多く、結局、惜しくもメダルを逃し4位に終わっている。

第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ

大会概要 出場選手 放送予定

大会期間

2017年9月1日~9月11日

オープニングラウンド
9月1日(金)22:30 メキシコ 1 - 10 日本
9月3日(日)5:00 日本 0 - 4 アメリカ
9月4日(月)6:00 日本 7 - 2 キューバ
9月5日(火)3:00 オランダ 1 - 3 日本
9月5日(火)22:30 日本 12 - 0 南アフリカ
※開始時刻は日本時間(サンダー・ベイ:時差-13時間)

スーパーラウンド
9月7日(木)22:30 日本 4 - 3 オーストラリア
9月9日(土)6:00 日本 4 - 6 カナダ
9月10日(日)2:00 韓国 6 - 4 日本
※開始時刻は日本時間(サンダー・ベイ:時差-13時間)

3位決定戦
9月11日(月)1:00 カナダ 1 - 8 日本
※開始時刻は日本時間(サンダー・ベイ:時差-13時間)

開催地

カナダ サンダー・ベイ

参加国

グループA
カナダ、韓国、チャイニーズ・タイペイ、オーストラリア、イタリア、ニカラグア

グループB
日本、アメリカ、キューバ、メキシコ、オランダ、南アフリカ

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