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チームレポート

6安打完封リレーで練習試合快勝 充実の宮崎合宿終え、いよいよ決戦の地へ

2017年11月13日

 11月13日(月)清武総合運動公園(SOKKENスタジアム)での「侍ジャパン宮崎秋季合宿2017」最終日。11月16日(木)から19日(日)まで東京ドームで開催される「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」へ向け、ここまで着々とチーム構築を進めてきた稲葉篤紀監督率いる侍ジャパントップチームは、2,300人が詰め掛けた埼玉西武との練習試合で、5日間の総仕上げを行った。

 試合は終始、侍ジャパンのペースで進む。まずは2回裏一死一塁から6番・外崎修汰(埼玉西武)が相手先発、昨年は侍ジャパンU-23代表も経験した本田圭佑のスライダーに体勢を崩されながらも、右中間を破る三塁打。稲葉監督も「追い込まれてから粘り強く打てた」と称える一打で先制すると、続く松本剛(北海道日本ハム)も中犠飛。理想的な形で主導権を奪った。

 その後も3回裏には二死一塁からこの日は前日から上林誠知(福岡ソフトバンク)と打順を入れ替え3番に入った近藤健介(北海道日本ハム)が右中間適時二塁打。4回裏には安打と2つの進塁打で三塁に進んだ上林を置いて途中出場の8番・若月健矢(オリックス)が昨年の侍ジャパンU-18代表・今井達也から二塁内野安打で4対0。さらに5回裏は二死から四球と安打でつないだ一・二塁から、試合前に指揮官から大会全3試合主軸起用指名を受けた5番・上林が「期待に応えたい」意気込みを体現する左越適時二塁打。4イニング連続の得点で試合を決すると、最終回の8回裏は先頭打者・上林の四球・二盗から再び外崎が技ありの右前適時打で埼玉西武の5投手から11安打6得点とそつなく試合を進めた。

 また、この日の侍ジャパンは投手陣も全員が持ち味を発揮。先発の多和田真三郎(埼玉西武)が最速143キロ、2安打無失点で2回を投げ終えると、左腕・堀瑞輝(北海道日本ハム)は「本大会での起用を考えた上での」(稲葉監督)回またぎで1回3分の1を最速144キロ1安打無失点。

 続く右腕・平井克典、左腕・野田昇吾の埼玉西武勢も同じく回またぎで1回3分の1ずつを無失点で封じると、7回表からはチームが誇るセットアッパー、ストッパー陣が登場。まずは石崎剛(阪神)が最速152キロ・常時150キロ前後のストレートで1安打無失点でつなぐと、8回裏登場の又吉克樹(中日)は「僕が福岡ソフトバンク三軍の四国遠征で香川オリーブガイナーズ時代の又吉と対戦した時より、カットボールが加わったことでリードの幅が広がった」とリードした甲斐拓也(福岡ソフトバンク)も評した内角攻めで最速148キロを出しながら1安打無失点。

 そして9回裏登場、7番手の山﨑康晃(横浜DeNA)は「いつも通り投げられた」との自己評価通り最速149キロストレートにツーシームの落差も大きく2三振を奪い3人で試合を締めた。

 結果は埼玉西武を散発6安打に抑えた侍ジャパンの快勝。5日間の合宿を総括し、稲葉監督は「宮崎で合宿をさせてもらって、合宿生活を通じて1つになれたことが大きい」と話したが、練習試合における脚を的確に絡めた試合の進め方、進塁打や積極的な走塁に代表される25選手のクオリティの高さは、本大会での頂点獲得はもちろんのこと、3試合での躍動が十二分に期待できるものである。

 加えて向上意欲、負けず嫌いが旺盛なところも素晴らしい。夕闇がSOKKENスタジアムを包む中、室内練習場で1時間近く源田壮亮(埼玉西武)とマシン打撃に向き合った甲斐はこう言った。

「打撃に立ったらバッター。どんな形でもいいからチームに貢献したいんです」

 かくして短期・中期・長期の計画を立てる「三計」の大事さを説いた江戸時代の儒学者・安井息軒の郷土である宮崎市清武町の「SOKKENスタジアム」での充実した5日間を終え、短期目標を達成した侍ジャパンは、14日(火)に宮崎からいよいよ決戦の地・東京へ移動。「2020年東京五輪金メダル獲得」という長期最終目標へ必須となる最初の中期目標「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」初代王者獲得への最終調整に入る。

ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ2017

大会概要 チケット  出場選手 放送予定

大会期間

2017年11月16日~11月19日

予選
11月16日(木)19:00 日本 8 - 7 韓国
11月17日(金)19:00 韓国 1 - 0 チャイニーズ・タイペイ
11月18日(土)18:30 チャイニーズ・タイペイ 2 - 8 日本

決勝
11月19日(日)18:00 日本 7 - 0 韓国

開催球場

東京ドーム

出場チーム

チャイニーズ・タイペイ代表、韓国代表、日本代表

侍ジャパン選手紹介

2017年11月6日 先発投手編
2017年11月7日 中継ぎ・抑え投手編
2017年11月8日 捕手編
2017年11月9日 内野手編
2017年11月10日 外野手編

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