第8回 BFA アジア選手権の第4戦が志太スタジアムで行われ、侍ジャパンU-15代表が中国代表に対し14対0と5回コールド勝ち。4連勝で優勝へ王手をかけた。
日本打線に火が付いたのは2回表。5番中村奎太(千葉八千代松陰中)、6番永尾竜聖(佐世保市立日野中)の連続四球と、7番中屋友那(高知県高知中)の死球で無死満塁のチャンスを作ると、8番大須賀健祐(三重県海星中)の走者一掃のタイムリースリーベースで3点を先制。さらに一死三塁から1番宮内竜志(千葉ファイターズ:千葉県旭市立飯岡中)の内野ゴロで1点を追加し、4対0。その後、二死走者なしの場面で、3つの四死球から満塁のチャンスを作り、5番中村の2点タイムリーで6対0とした。
3回表には二死から9番椿原塁(宮崎県門川町立門川中)のスリーベースヒットから作ったチャンスに、1番宮内が応え適時打を放ち1点を追加。4回表も、二死三塁から相手のバッテリーミスで得点を加え8対0。
5回表には再び猛攻を見せる日本。8番池田瑞基(茨城県下妻市千代川中)のツーベースヒットから始まり、9番椿原がエラーで出塁し無死一、三塁。このチャンスに、1番宮内のタイムリーヒットで1点。三塁に進塁した椿原は、この後ワイルドピッチで生還し1点。さらに無死二塁から2番阿部大夢(宮城県仙台育英学園秀光中)の適時安打で、この回3点目。その後、連続四球で満塁となり、三塁に進塁した阿部はワイルドピッチで生還。さらに続く二死満塁のチャンスに、8番池田が放った打球は相手のエラーを誘い、この間に二者が生還し、14対0とした。
投手陣では、先発の大須賀が2回3分の1を投げて6奪三振の好投。さらに2番手には宮内が登板し、1回3分の2を無失点に抑えると、5回裏には清水凪(神奈川県横浜市浜中)が三者連続三振を奪って、コールド勝ちを決めた。
3大会ぶりの優勝まであと1勝とした侍ジャパンU-15代表。第5戦目は明日10月12日(月)13時30分より志太スタジアムで、大会2連覇中で日本と同じく今大会4連勝のチャイニーズタイペイと、優勝を懸けて対戦する。