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"世界の野球" 南の楽園フィジーのHAPPYベースボール通信 第3回「Fiji野球 世界へ挑戦!?」

2019年3月25日

文=大嶋賢人

BULA VINAKA

フィジー野球協会の大嶋です。
前回の寄稿から1ヶ月以上が経ってしまいました。
この間にあった事をギュッと凝縮してお伝えさせて頂きます。

①配属先の名称変更
②新規活動の開始
③(②からなる)新コミュニティ開拓
④FJ野球 世界へ挑戦!?

ビッグニュースからミクロな話まであるので是非とも読んで下さい。

① 配属先の名称変更

いきなりミクロな話になりますが弊協会の名称が変わりました。
Fiji Baseball and Softball Association(FBSA)だったのが
Fiji Island Baseball and Softball Association(FIBSA)になりました。

今回の名称の変更は「変わった」というより「戻った」という表現が正しいです。

1998年にフィジー共和国からフィジー諸島共和国へと改称したが、2011年2月に再度フィジー共和国に戻った(Wikipedia調べ)

1998~2010までの期間 Fiji island という呼称だったのは事実な様で、2000年設立の弊協会は私が配属された2017年の途中までFIBSAでした。
それが2017年の間に(赴任したばかりでバタバタしていた時期)Islandという部分が無くなっていました。

大差ない様な気はしますが、設立当初の名前に戻ったのは私もなんだか嬉しい気持ちです。
日本も同じ島国ですし私も名前に“島”が入る島人(しまんちゅ)なので、個人的に凄く嬉しい出来事でしたのでこちらで報告させて頂きます。

②新規活動&③新コミュニティ開拓:についてはJICAの世界日記の方で2号に渡り紹介させて頂いております。

http://world-diary.jica.go.jp/oshimakento/activity/post_4.php

http://world-diary.jica.go.jp/oshimakento/9.php

こういった地道な活動が草の根レベルでの競技普及で少しずつ「ベースボール」を知っている人が増えてきています。

・先ずは知ってもらうこと。そして興味を持ってもらうこと。
・グラウンドに来てくれた人に「楽しい」と思ってもらうこと。
・「また来たい」と思ってもらうこと。
そんな機会、環境作りをこれからの残りの任期でやって行きたい。

④FJ野球 世界へ挑戦!?

これが今回お伝えしたい最大のニュースです。

U12フイジー代表 W杯出場決定!!!

https://www.fbcnews.com.fj/sports/fiji-under-12-baseball-received-wild-card-entry-to-world-championship/

オセアニア予選が無くなった事、そして世界ランク上位のオーストラリアがW杯にオセアニア代表で出場する事を前回の記事で書かせて頂きました。

では何故フィジーが?

WBSCの世界戦にはワイルドカードという特別出場枠(制度)が在ります。
これは大陸予選で勝ち上がれなかった国に与えられる追加枠です。
(甲子園の21世紀枠の様なものでしょうか)

今回フィジーがその枠に選ばれました。

まさに「有り難い」シチュエーションです。

これまでフィジーが世界戦(団体競技で)に出たのはラグビーだけです。
こんな二度と無いかもしれないチャンスを逃すわけに行かないので協会総出で準備を行っているところです。
・ナショナルチームの再編成
・スポンサー企業の再募集
・資金集め
・道具やユニフォームの準備

やることは山ほどありますが時間は限られている
応援Tシャツの販売やクラウドファンディングなどに取り掛かっています。

今月からナショナルチームの再編成が始まります。

https://youtu.be/xneoFl4GU4U?t=1403

先日の記者会見から「うちの子も野球がやりたい」という連絡があり、グラウンドに来る子どもも増えているとか。
動機はなんであれ「野球」に興味を持ってくれるのは有り難いし、競技人口が増えればレベルも競争率も上がる。

これを機にFJ野球が飛躍的に発展する様に尽力する所存です。

NO SWING
NO HIT!!!!

南の楽園フィジーのHAPPYベースボール通信
著者プロフィール

大嶋賢人
1994年8月8日生
都内の教育大学を卒業後2017年8月よりFiji Baseball & Softball Associationに青年海外協力隊の野球隊員として配属。ナショナルチームの指導や巡回型普及活動を行っている。「年間300日雨が降る」と言われる首都スバ市で”NO SWING-NO HIT!”をモットーに現地の子どもと白球を追っている。好きな言葉は「出来なくて当たり前、出来たら男前」。

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