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侍ジャパンU-18代表選手紹介/平沢 大河(仙台育英学園高等学校 3年・内野手)

2015年8月27日

 パンチ力ある打撃、スピード感溢れる広い守備範囲が魅力のショートストップ。七ヶ浜シニアから地元の仙台育英に進むと、1年秋から3番・遊撃手に定着。2年春には東北大会でも本塁打を放つなど、長打力には下級生時代から定評があった。

 そんな平沢が本格的に成長の兆しを見せたのが昨秋。2季連続甲子園出場を逃した屈辱を晴らすべく仙台育英打線を走攻守で力強く牽引。明治神宮大会決勝戦で本塁打を放つなど16試合で55打数20安打14打点。盗塁6の大暴れ。2年ぶり2度目の優勝に貢献した。
 躍進の2014年が一転、2015年は平沢にとって苦難の年となる。センバツでは1回戦の神村学園(鹿児島)戦で大勝の口火を切る安打こそ放ったが、チームは2回戦で優勝した敦賀気比(福井)に惜敗し当人も通算9打数2安打と不完全燃焼。さらに5月の東北大会で死球を受けて右足小指を骨折すると、復帰戦となった宮城大会でも8打点はあげたが、3安打・打率.176と不振にあえぐ。

 そんな平沢大河への一番の原動力。それは甲子園の大歓声だった。1回戦・明豊(大分)戦でバックスクリーン右に先制2ラン。準々決勝・秋田商(秋田)戦でも「左対左」を全く苦にせず成田 翔から本塁打。そして準決勝の早稲田実業戦では試合を決定づける3ラン本塁打で準優勝に大きく貢献。

 そんな彼の目標とする選手は2年前に第26回 IBAF 18Uワールドカップに出場し、攻守でキレのあるプレーを見せ準優勝を果たした仙台育英の先輩・熊谷 敬宥(現・立教大)。そこを超える結果は「世界一」ただ1つである。

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開催概要 チケット 放送予定
8月26日(水)18:00 侍ジャパンU-18(高校)代表 2 - 9 侍ジャパン大学代表
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