侍ジャパンU-18代表18名中で唯一のU-15代表経験を持つ右腕。最速152キロのストレート、キレのあるスライダー、落差抜群のフォークを持つ本格派。千葉市リトルシニア3年には侍ジャパンU-15代表として愛媛県松山市で開催された「15Uアジアチャレンジマッチ2013」で最速141キロをマークし優勝に貢献。「侍ジャパンU-18代表に入れなかったU-15代表の仲間のためにもがんばりたい」。記者会見で述べた強い想いは「侍ジャパン」の重さを知るからこその発言である。
名門・横浜入学後、2年夏からはエース格に。140キロ後半の速球とキレのあるスライダーを武器に先発・中継ぎとして神奈川大会決勝へ。決勝戦では後に甲子園優勝する東海大相模に打ち込まれ敗れたが、ポテンシャルの高さを満天下に示した。
2年秋は神奈川県大会準々決勝で再び東海大相模と対戦し8回1失点の好投で勝利し優勝。最速151キロも計測。関東大会では初戦の常総学院戦で逆転2ランを浴び、センバツ出場は逃したが、成長の一端を示した。
そして3年春には県大会優勝。関東大会でも準優勝。ストレートの強弱をつけながら、スライダー、フォークをひざ元に投げ込むスタイルは、最後の夏、神奈川大会では22回3分の2を投げて30奪三振、6失点で3年ぶりの甲子園出場を手繰り寄せる原動力となった。
甲子園でその完成度はさらに高まり、1回戦の東北戦では高めの140キロ後半のストレートとフォークを主体に6回3分の2で打者27人に対し14奪三振。2回戦では履正社と対戦し、2回途中から登板も140キロ後半のストレート、フォーク、スライダー、シンカーをつかって6回3分の1を4安打無失点7奪三振。チームは敗れたが寺島 成輝との投げ合いは大会屈指の好勝負となった。
今度はその寺島と共に、侍ジャパンU-18代表で再びアジア1を目指す藤平。壮行試合で大学日本代表の4番・吉川 尚輝(中京学院大4年)をねじ伏せたストレートで、アジアの強打者たちをきりきり舞いさせにいく。
第11回 BFA U18アジア選手権
大会期間
2016年8月30日(火)~9月4日(日)
オープニングラウンド
8月30日(火)13:00 日本 19 - 0 香港
8月31日(水)19:30 チャイニーズ・タイペイ 0 - 3 日本
9月1日(木)13:00 日本 35 - 0 インドネシア
セミファイナルラウンド
9月2日(金)19:00 日本 8 - 0 中国
9月3日(土)19:00 韓国 1 - 3 日本
決勝
9月4日(日)19:00 日本 1 - 0 チャイニーズ・タイペイ
※試合開始時刻は日本時間です(台湾:時差+1時間)
開催地
台湾・台中
参加国
日本、チャイニーズ・タイペイ、韓国、中国、香港、タイ、フィリピン、インドネシア関連情報
侍ジャパンU-18代表の監督、コーチが決定壮行試合
8月27日(土)「侍ジャパン壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表」
QVCマリンフィールド
「侍ジャパン壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表」特設ページ
壮行試合は大学代表が5対0で高校代表に勝利!収穫と課題を手にアジアの頂点へ!
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