今年7月に韓国・光州にて行われる、第28回ユニバーシアード競技大会。
大会に出場する「侍ジャパン大学代表」に選ばれた選手たちを、普段から取材している各大学の記者がレポートします。今回は明治大学の主将、坂本誠志郎選手です。
坂本 誠志郎(明治大)
明大スポーツ新聞部提供 文=森光史
抜群のリード力を武器とする大学屈指の捕手である坂本誠志郎。投手陣の信頼は厚く、時にしつこく、時に大胆なリードで打者を抑える。打撃はここ一番に勝負強く、犠打や進塁打などの小技も得意とする。明治大では1年秋から正捕手の座をつかむと、3度の東京六大学リーグ優勝に貢献した勝てる捕手だ。「周りが見えて、いい素直さと頑固さがある」と明治大の監督でもあり、大学日本代表の監督でもある善波達也監督も絶大な信頼を置く。今季は主将として明治大を引っ張っている。
3年連続大学日本代表入りの坂本は代表の主将も務める。2年の初代表時に当時主将の梅野隆太郎選手(現阪神タイガース)から懸けられた「お前が絶対引っ張っていく存在になる」という期待通り、今年同じ立場に。また、正捕手としての出場が濃厚。過去2年の代表経験は強みとなる。「善波監督に選んでもらって恩返しをしないといけない。坂本の代が初めて優勝したと言ってもらえる様にする」。感謝を胸に、大学代表初の世界一へ。坂本は強い覚悟でチームの先頭に立つ。
- 6月28日(日)神奈川大学
濵口遥大選手 - 6月27日(土)城西国際大学
宇佐見真吾選手 - 6月26日(金)國學院大學
柴田竜拓選手 - 6月25日(木)亜細亜大学
北村祥治選手 藤岡裕大選手 桝澤怜選手 - 6月24日(水)創価大学
田中正義投手 - 6月23日(火)東京農業大学北海道オホーツク
井口和朋投手 - 6月22日(月)慶應義塾大学(慶應スポーツ新聞会提供)
横尾俊建選手 谷田成吾選手 - 6月21日(日)立命館大学(立命スポーツ編集局提供)
山足達也選手 - 6月20日(土)青山学院大学(青山スポーツ新聞編集局提供)
吉田正尚選手 - 6月19日(金)東海大学(東海スポーツ編集部提供)
吉田侑樹投手 下石涼太選手 - 6月18日(木)専修大学(専大スポーツ編集部提供)
高橋礼投手 - 6月17日(水)明治大学(明大スポーツ新聞部提供)
上原健太投手 柳裕也投手 坂本誠志郎選手 髙山俊選手 - 6月16日(火)立教大学(立教スポーツ編集部提供)
澤田圭佑投手 佐藤拓也選手 - 6月15日(月)早稲田大学(早稲田スポーツ新聞会提供)
茂木栄五郎選手