オリーブと「二十四の瞳」で有名な香川県小豆島生まれの169センチ73キロでも存在感絶大な社会人野球界を代表する31歳右腕。手元でぐっと伸びる140キロ中盤のストレート、緩急と抜群の制球力で敵を翻弄する。
土庄高校時代から速球派右腕と知られ、早稲田大時代では最速150キロに到達。トヨタ自動車入りした当初も速球派で鳴らしていた。が、年を重ねるごとにキレ、コントロール、コンビネーションの3つを重視した結果、現在はクオリティー高き投球術を取得している。
特に昨年の活躍はめざましかった。まず西濃運輸の補強選手として出場した「第85回都市対抗野球大会」では3試合登板21回3分の1を投げて、自責点1・防御率0.42と抜群の安定感を発揮し、優勝への好アシストを果たした。
今度は自チームのエースとして出場した「第40回 社会人野球日本選手権」でも佐竹の快進撃は続く。日本新薬戦での完封勝利、JFE東日本戦での2回3分の2無失点リリーフ。準々決勝のJR東日本戦では10回を無失点。そして決勝のセガサミー戦では圧巻の4安打完封勝利を挙げ、胴上げ投手に。30回3分の2を投げて無失点と驚異的な成績を残し最高殊勲選手賞に選出された。
さらにシーズン終了後は7勝、防御率0.64と年間通して安定したパフォーマンスが認められ最多勝利投手賞と最優秀防御率賞、ベストナインを受賞。そして今年の「第86回都市対抗野球大会」では3試合に登板し、防御率0.94とトヨタ自動車のベスト8進出に大きく貢献している。
これぞミスター社会人投手。侍ジャパン社会人代表で佐竹 功年は若手投手陣をけん引するリーダー格の役割も担いつつ、台湾の地で再び「優勝請負人」の快投を披露する。
- 投手
- 11 山岡 泰輔(東京ガス) 選手紹介
- 14 田嶋 大樹(JR東日本) 選手紹介
- 15 近藤 均(王子) 選手紹介
- 16 近藤 大亮(パナソニック) 選手紹介
- 17 片山 純一(JR東日本) 選手紹介
- 18 酒居 知史(大阪ガス) 選手紹介
- 19 佐竹 功年(トヨタ自動車) 選手紹介
- 20 鮫島 優樹(三菱重工広島) 選手紹介
- 21 阿部 正大(TDK) 選手紹介
- 捕手
- 9 足立 祐一(パナソニック) 選手紹介
- 10 木下 拓哉(トヨタ自動車) 選手紹介
- 22 國本 剛志(三菱重工広島) 選手紹介
- 27 中野 滋樹(JR九州) 選手紹介
- 内野手
- 4 渡邉 貴美男(JX-ENEOS) 選手紹介
- 5 川嶋 克弥(Honda熊本) 選手紹介
- 6 多幡 雄一(Honda) 選手紹介
- 7 原田 拓実(日本生命) 選手紹介
- 8 川戸 洋平(Honda) 選手紹介
- 23 中山 悠輝(東京ガス) 選手紹介
- 25 西川 龍馬(王子) 選手紹介
- 外野手
- 1 藤島 琢哉(JR九州) 選手紹介
- 2 田中 允信(JR九州) 選手紹介
- 3 中村 毅(Honda鈴鹿) 選手紹介
- 26 林 稔幸(富士重工業) 選手紹介