第27回BFAアジア選手権は大会2日目、パキスタンと対戦。初戦のコールド勝ちの勢いそのままに、この日も快音が響いた。
3回裏、日本は先頭の8番川嶋克弥(Honda熊本)が左中間を破る三塁打に、相手の送球ミスの間に生還し、1点を先制。さらに、1番藤島琢哉(JR九州)が、レフトへの安打を放つと相手エラーの間に、藤島自らホームを踏み1点を追加。
4回裏にも、無死から5番川戸洋平(Honda)、6番足立祐一(パナソニック)の連続安打で、チャンスを広げ、一死二、三塁の好機から、8番川嶋が再び期待に応えるセンターへの適時打を放って、4対0とリードを広げる。
5回裏には、打者13人の猛攻。先頭の3番多幡雄一(Honda)が死球で出塁し、4番林稔幸(富士重工業)の右中間を破るツーベースヒットで無死二、三塁。ここで5番川戸がレフトへタイムリーヒットを放ち1点を追加。さらに、7番木下の右中間へのタイムリーツーベースに、相手のミスも重なり、ランナー2人が生還。
7対0と点差を広げた日本は、さらに、8番川嶋が四球で出塁。続く9番田中允信(JR九州)、1番藤島、2番渡邉貴美男(JX-ENEOS)の3者連続の右前打で一挙4点。
その後も、3番代打・原田拓実(日本生命)、4番林のタイムリーで13対0。
6回には、2四球から2番代打・中山悠輝(東京ガス)の二塁打などで、15得点目を挙げた日本。パキスタンに15対0、6回コールドで勝利した。
投手陣もまた、2試合連続で完封。先発の田嶋大樹(JR東日本)は、5回を投げて無安打、6回の1イニングだけマウンドに上がった阿部正大(TDK)も好投。田嶋-阿部のリレーで、パキスタン打線に、パーフェクトピッチングを披露した。
投打で完勝した侍ジャパン社会人代表は、明日はインドネシアと12時30分(現地時間)より対戦する。
- 投手
- 11 山岡 泰輔(東京ガス) 選手紹介
- 14 田嶋 大樹(JR東日本) 選手紹介
- 15 近藤 均(王子) 選手紹介
- 16 近藤 大亮(パナソニック) 選手紹介
- 17 片山 純一(JR東日本) 選手紹介
- 18 酒居 知史(大阪ガス) 選手紹介
- 19 佐竹 功年(トヨタ自動車) 選手紹介
- 20 鮫島 優樹(三菱重工広島) 選手紹介
- 21 阿部 正大(TDK) 選手紹介
- 捕手
- 9 足立 祐一(パナソニック) 選手紹介
- 10 木下 拓哉(トヨタ自動車) 選手紹介
- 22 國本 剛志(三菱重工広島) 選手紹介
- 27 中野 滋樹(JR九州) 選手紹介
- 内野手
- 4 渡邉 貴美男(JX-ENEOS) 選手紹介
- 5 川嶋 克弥(Honda熊本) 選手紹介
- 6 多幡 雄一(Honda) 選手紹介
- 7 原田 拓実(日本生命) 選手紹介
- 8 川戸 洋平(Honda) 選手紹介
- 23 中山 悠輝(東京ガス) 選手紹介
- 25 西川 龍馬(王子) 選手紹介
- 外野手
- 1 藤島 琢哉(JR九州) 選手紹介
- 2 田中 允信(JR九州) 選手紹介
- 3 中村 毅(Honda鈴鹿) 選手紹介
- 26 林 稔幸(富士重工業) 選手紹介