32歳にしてますます円熟味を増す社会人野球を代表する技巧派左腕。瀬戸内高時代には2000年夏に甲子園出場を果たし2勝。亜細亜大では3年春の2003年にエース格として第52回全日本大学野球選手権準優勝を経験。直後には第32回日米大学野球選手権の日本代表にも選出され、1学年上には早稲田大から選出された鳥谷敬(阪神タイガース)、青木宣親(MLBサンフランシスコ・ジャイアンツ)、同じ亜細亜大学から、1学年後輩の松田宣浩(福岡ソフトバンクホークス)らと共にプレーした。
2005年にはJR西日本へ入社も、翌年に野球部の一時休部によりJR東日本へ転籍。左サイドから独特の球筋で到達する速球と曲りの鋭いスライダーのコンビネーションで打者を幻惑する投球術を作り上げ、2013年の第84回都市対抗野球大会では敢闘賞にあたる久慈賞を獲得。
今年も都市対抗東京都予選の第3代表決定戦・セガサミー戦で先発し5回途中まで1失点の力投で本選出場への道筋を作ると、その初戦・三菱重工神戸・高砂戦に3番手で登板し2回3分の1を投げて2奪三振。貫禄の投球をみせた。
国際大会では2012年BFAアジア選手権では金メダル・大会最優秀選手賞(MVP)を獲得。2013年東アジア競技大会でも金メダルを受賞するなど、実績は他の追随を許さない。侍ジャパン社会人代表の常連としてメンバー入りした今大会でも、一回り以上下の瀬戸内高後輩・山岡泰輔とのリレー登板も視野に入れ、様々な場所で力を尽くしていく。
- 投手
- 11 山岡 泰輔(東京ガス) 選手紹介
- 14 田嶋 大樹(JR東日本) 選手紹介
- 15 近藤 均(王子) 選手紹介
- 16 近藤 大亮(パナソニック) 選手紹介
- 17 片山 純一(JR東日本) 選手紹介
- 18 酒居 知史(大阪ガス) 選手紹介
- 19 佐竹 功年(トヨタ自動車) 選手紹介
- 20 鮫島 優樹(三菱重工広島) 選手紹介
- 21 阿部 正大(TDK) 選手紹介
- 捕手
- 9 足立 祐一(パナソニック) 選手紹介
- 10 木下 拓哉(トヨタ自動車) 選手紹介
- 22 國本 剛志(三菱重工広島) 選手紹介
- 27 中野 滋樹(JR九州) 選手紹介
- 内野手
- 4 渡邉 貴美男(JX-ENEOS) 選手紹介
- 5 川嶋 克弥(Honda熊本) 選手紹介
- 6 多幡 雄一(Honda) 選手紹介
- 7 原田 拓実(日本生命) 選手紹介
- 8 川戸 洋平(Honda) 選手紹介
- 23 中山 悠輝(東京ガス) 選手紹介
- 25 西川 龍馬(王子) 選手紹介
- 外野手
- 1 藤島 琢哉(JR九州) 選手紹介
- 2 田中 允信(JR九州) 選手紹介
- 3 中村 毅(Honda鈴鹿) 選手紹介
- 26 林 稔幸(富士重工業) 選手紹介