落差の異なる2種類フォークを自在に操る「フォークボウラー」。神村学園高時代から球速には目を見張るものがあったが、最後の夏は登板なく鹿児島大会初戦敗退。卒業後は広島県・MSH医療専門学校に進学。3年間、社会人野球の世界で投手としての基礎を修得したことにより、三菱重工広島に移籍してからはエースとして活躍するようになった。
移籍1年目の2010年には早くも第81回都市対抗野球大会の東邦ガス戦で6回2失点と好投し全国大会初勝利。2013年には日本選手権1回戦の九州三菱自動車戦で完封勝利。2回戦・JR東海戦では15奪三振連続完封勝利など、計3試合23回3分の0を無失点の成績でチームをベスト4進出に導いている。
そして今年の第86回都市対抗野球大会では、初戦は明治安田生命から9三振を奪い3安打完封勝利。準々決勝のNTT西日本戦では8回1失点の好投。チームの19年ぶりとなるベスト4入りに貢献し、自らも優秀選手に輝くことに。バッテリーを組む國本剛志と2人そろって中国地区から侍ジャパン社会人代表に選出された。
140キロ台中盤のストレートやスライダーは交えつつ、独自のスタイルを貫く鮫島。もちろん今大会でアジアの強打者たちに対しうなりをあげるのも「宝刀フォーク」である。
- 投手
- 11 山岡 泰輔(東京ガス) 選手紹介
- 14 田嶋 大樹(JR東日本) 選手紹介
- 15 近藤 均(王子) 選手紹介
- 16 近藤 大亮(パナソニック) 選手紹介
- 17 片山 純一(JR東日本) 選手紹介
- 18 酒居 知史(大阪ガス) 選手紹介
- 19 佐竹 功年(トヨタ自動車) 選手紹介
- 20 鮫島 優樹(三菱重工広島) 選手紹介
- 21 阿部 正大(TDK) 選手紹介
- 捕手
- 9 足立 祐一(パナソニック) 選手紹介
- 10 木下 拓哉(トヨタ自動車) 選手紹介
- 22 國本 剛志(三菱重工広島) 選手紹介
- 27 中野 滋樹(JR九州) 選手紹介
- 内野手
- 4 渡邉 貴美男(JX-ENEOS) 選手紹介
- 5 川嶋 克弥(Honda熊本) 選手紹介
- 6 多幡 雄一(Honda) 選手紹介
- 7 原田 拓実(日本生命) 選手紹介
- 8 川戸 洋平(Honda) 選手紹介
- 23 中山 悠輝(東京ガス) 選手紹介
- 25 西川 龍馬(王子) 選手紹介
- 外野手
- 1 藤島 琢哉(JR九州) 選手紹介
- 2 田中 允信(JR九州) 選手紹介
- 3 中村 毅(Honda鈴鹿) 選手紹介
- 26 林 稔幸(富士重工業) 選手紹介