石川・星稜高の3年間。東京六大学・立教大での4年間。そしてHondaでの11年間。いずれの場所でも絶対的な存在感と、守備での球際の強さ、広角に打ち分け勝負強さを発揮する打撃でフォア・ザ・チームを体現する日本の模範的社会人野球選手。今大会では渡邉 貴美男(JX-ENEOS)が主将を務めるが、2012年・アジア選手権、2013年・東アジア大会、2014年・アジア競技大会と侍ジャパン各代表で主将を歴任した。
さらにHondaでは野手同士が2人1組で投手側と打者側に分かれ、真剣勝負で送球練習と打撃練習での実践感覚を養う自主練習を編み出し、現在では選手兼任コーチを務めるなど「教える」能力も抜群。かつてHondaで師弟関係でもあった安藤 強代表監督とのコミュニケーションの高さも、選手たちにとっての助けになるだろう。
今年の都市対抗でも三菱重工名古屋戦で4打数3安打1打点の活躍を見せるなど、33歳にしてさらに技術力を高める多幡。 7回目の侍ジャパンユニフォームとなる第27回BFAアジア選手権においても「一つのプレ、一球、一瞬を大事にする」安藤野球を選手たちに伝えつつ、自らも歯車の1つとなって大会6連覇へ突き進む覚悟だ。
- 投手
- 11 山岡 泰輔(東京ガス) 選手紹介
- 14 田嶋 大樹(JR東日本) 選手紹介
- 15 近藤 均(王子) 選手紹介
- 16 近藤 大亮(パナソニック) 選手紹介
- 17 片山 純一(JR東日本) 選手紹介
- 18 酒居 知史(大阪ガス) 選手紹介
- 19 佐竹 功年(トヨタ自動車) 選手紹介
- 20 鮫島 優樹(三菱重工広島) 選手紹介
- 21 阿部 正大(TDK) 選手紹介
- 捕手
- 9 足立 祐一(パナソニック) 選手紹介
- 10 木下 拓哉(トヨタ自動車) 選手紹介
- 22 國本 剛志(三菱重工広島) 選手紹介
- 27 中野 滋樹(JR九州) 選手紹介
- 内野手
- 4 渡邉 貴美男(JX-ENEOS) 選手紹介
- 5 川嶋 克弥(Honda熊本) 選手紹介
- 6 多幡 雄一(Honda) 選手紹介
- 7 原田 拓実(日本生命) 選手紹介
- 8 川戸 洋平(Honda) 選手紹介
- 23 中山 悠輝(東京ガス) 選手紹介
- 25 西川 龍馬(王子) 選手紹介
- 外野手
- 1 藤島 琢哉(JR九州) 選手紹介
- 2 田中 允信(JR九州) 選手紹介
- 3 中村 毅(Honda鈴鹿) 選手紹介
- 26 林 稔幸(富士重工業) 選手紹介